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南葵音楽文庫を学び楽しむ集い

Author:南葵音楽文庫を学び楽しむ集い

南葵音楽文庫:
紀州徳川邸にあったわが国初の音楽専用ホール、そこに併設された南葵音楽文庫(現在和歌山県が保管)についての情報を順次掲載しています。

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100年前 フランスで出版された日本の歌、復活演奏へ

チラシ20180602
 松山芳野里という声楽家は、単身渡仏、レイナルド_アーンに師事したという。彼が100年近くまえにパリで出版し他日本風の歌曲が、このたび紹介されることに。日本で過去に演奏されたかの記録がない。
申込方法は、和歌山県立図書館のHPで。

「紀要」第1号が明らかにした南葵資料の現在と南葵の歴史

南葵音楽文庫には、精確な情報がすくなく、誤解や風説が多くあったが、「紀要」はそのいくつかについて、新しい光を照射しているようだ。関係者の指摘をかいつまんで紹介しておこう。

資料紹介
 ベートーヴェン自筆書簡下書きについて、その文面を、読響作成の邦訳の未定部分を解消した訳文を作成。今回の調査で、この書簡の入手が、1927年ベルリンであった事実を解明するとともに、購入以前は関連文献に掲載されたこともある本書簡が、最近の『ベートーヴェン書簡全集』には掲載されず、失われた資料と見なされていたことが判明。(この90年ぶりの再発見については、ボンのベートーヴェン・ハウスへ報告、書簡全集の補遺に反映されるのが望まれる)
 R.シュトラウス《アルプス交響曲》は、演奏権がついた、日本初演に用いられた楽譜である点に加え、今回の調査で、米国初演(ストコフスキー指揮)、ニューヨーク初演でも用いられた楽譜でもあることが判明した。ほかにも、稀少な資料、徳川頼貞にかかわる資料を紹介している。

関連歴史資料 
 カミングス・コレクションとその競売
 従来、徳川頼貞と米国国会図書館がオークションで競い、等分したといった俗説誤解が繰り返されてきた。今回、1917年頼貞が競売(5月、ロンドン)の情報を知った時期と場所を特定、また南葵音楽文庫関連資料(読売日本交響楽団所蔵)から購入顛末を記した文書を見いだし、競売不参加を裏付けた。また、第一次大戦中のため競売を経てもなお重要な文献が多数遺族のもとに残り、それを頼貞が一括購入した経緯を、本歴史資料により実証している。

南葵音楽文庫 紀要刊行 入手方法

紀要表紙

紀要表紙 第1号

ISSN 2433-9628

紀要が、文庫のプレオープンから4ヶ月で刊行された。以下和歌山県立図書館
のホームページから引用する。


各号の内容についてはこちらをご覧ください。
第1号(2018)
和歌山県立図書館では当資料の貸出・閲覧を行っています。

他にも以下の施設へ寄贈しています。

和歌山県内の市町村立図書館・図書室、大学図書館
和歌山県内の市町村教育委員会、高等学校
国立国会図書館
都道府県立図書館
政令指定都市立図書館(中央館)
音楽学部設置大学
【紀要の配付について】

申し込み方法  

来館による申し込み
和歌山県立図書館・和歌山県立紀南図書館に来館し所定の申込書に記入してください。
郵送による申し込み
申込者の氏名・住所・電話番号を記入した用紙と返送用封筒(角2号封筒の表に郵便切手300円分を貼り、送り先を記入)を
〒641-0051
和歌山市西高松一丁目7番38号 和歌山県立図書館 紀要係 あて
に郵送してください。
※お1人につき1部のみ配付いたします。
(なくなり次第、配付は終了します。)

南葵音楽文庫閲覧室の新展示

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3月から和歌山県立図書館の南葵音楽文庫閲覧室の展示が更新。今回は、大きなサイズの資料と小さい本が対置されている。なかでも目をひくのは、18世紀半ば過ぎに刊行されたマルティーニ(ボローニャ)の音楽史三巻本。通常の版にくわえて、縦が40センチをこえる特装版(写真)が公開されていた。スカルラッティを自らの音楽の師としていたマリア・バルバラに献呈された「音楽史」は、特装版にのみ扉に銅版画がついている。 この特装版が、他に残っているという情報は持ち合わせていないと、担当者は語っていた。

南葵ボランティアが始動

和歌山で南葵音楽文庫が部分公開されてから3ヶ月。毎週のミニレクチャーが一定のオーディエンスをあつめ、定期講座も開催されている中で、今度は受講者のなかから、さらに南葵のために、なんらかの貢献をしようかという有志により、ボランティア活動をめざす動きが生まれてきた。
 ボランティアとはいえ、南葵音楽文庫をよくは知らないので、まずは学習。3月4日に、2008年に開催されたコンサート「南葵楽堂の記憶」をビデオ鑑賞、ワインガルトナー「日本の歌」、ホルマン「アンダンテとアレグロ」などを試聴した。今後は、集うひとの発意をいかした活動をつづけてゆくという。

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